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概要

低炭水化物ダイエットと感慨

糖尿病の人や肥満の人の食生活では、甘い物の摂取は制限される。しかし、炭水化物は、分解されてブドウ糖に変わる。同じブドウ糖であるが、体にゆっくり吸収されるという違いがあるだけである。炭水化物の摂取により、多量のブドウ糖が血液中に流入すると、インシュリンが分泌されて、ブドウ糖は細胞内へ取り込まれて、血糖値は元の値に戻る。ところが、糖尿病の人では、インシュリンの量が少なかったり、インシュリンの働きが低下していたりするために、血液内に流入した大量のブドウ糖の処理が追いつかなくなり、高血糖が出現するのである。そうして臓器障害が生じる。

ただし6ヶ月以内であっても、低炭水化物ダイエットでは頻繁に便秘や頭痛が起こる。6ヶ月間の比較で、低脂肪食のダイエットと比較して低炭水化物ダイエットは口臭、筋けいれん、下痢、脱力感、発疹がより頻繁に見られた。糖尿病患者に対しての2年間の比較では低炭水化物ダイエットと高炭水化物ダイエットでの体重減少、HbA1cに差がなかった。

2007年、ギリシャで1993年から2003年にかけて22,944名のコホート研究で、低炭水化物で高タンパクの食事はより高い総死亡率に関連付けられていた。2007年、スウェーデンにおける42,237人の女性での12年間におよぶコホート研究では、低炭水化物で高タンパク食は総死亡率が高くなり、特に心血管における死亡率が増加していた。2010年、ハーバード大学による44,548人の男性と85,168人の女性による20年から26年間におよぶコホート調査では、動物食をベースとした低炭水化物ダイエットは男女とも全原因の死亡率を増加させ、植物をベースとした低炭水化物ダイエットは死亡率を低下させていた。

低炭水化物ダイエットでは、炭水化物の比率を減らすことからたんぱく質の摂取量が多くなる。 2007年の世界保健機関によるたんぱく質に関する報告書では、タンパク質の多い食事は腎臓疾患患者の腎機能を悪化させる明らかな証拠があり、糖尿病、高血圧、多嚢胞性腎疾患によって腎不全の可能性があれば正しくたんぱく質制限が行われるのが正しいとしている。また、高たんぱく質の食事は尿中カルシウムを増加させることが十分に立証されており、たんぱく質摂取量が結石生成に影響することや、特に動物性たんぱく質が腎結石のリスクを増加させる可能性が考えられるので、リスクのある患者では安全な量でかつ植物性たんぱく質が望ましいとされる。

ダイエットとインターネット

ダイエットの情報は今も昔も多種多様のものが氾濫している。それはダイエット、痩せて美しくなりたいという願望はいつの時代も尽きないということである。一昔前のダイエット法といえば、テレビや雑誌からの情報がほとんであった。またその影響からダイエットに関するブームや流行りも比較的簡単に作り出すことができた。しかし、最近のインターネットからの情報を鑑みると、個人情報の発信となるブログにおいて、ダイエットの成功秘話や経験談を載せることにより、また新たなダイエット情報の発信が可能になったのである。


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